帰化申請は途中からでも行政書士に頼める?依頼できる範囲と費用

「帰化を考えているが、何から始めればいいのか分からない」
「法務局で必要書類の説明を受けたが、量が多くて手が止まっている」
「自分で進めてきたが、途中で分からなくなった」

帰化申請は本人でもできる手続きです。一方で、行政書士に依頼する場合も「全部を任せる」だけではなく、途中から・必要な部分だけを依頼する方法があります。

この記事では、帰化申請で行政書士に依頼できる範囲、依頼しても本人が対応すること、大阪府箕面市のフジ行政書士事務所の料金をまとめています。

この記事の結論

・帰化申請は本人で行えます。行政書士への依頼は必須ではありません。
・行政書士には、最初から全部を依頼することも、途中から・一部だけを依頼することもできます。
・行政書士に依頼しても、書類の受付など申請者本人が法務局へ行く場面があります。
・当事務所の帰化申請サポートは税込150,000円から。一部だけのご依頼は、作業内容に応じて事前にお見積りします。

目次

帰化申請は行政書士に頼まなくても自分でできる手続きです

帰化申請は、申請者本人が法務局に対して行うことができます。行政書士に依頼しなければ申請できない、という決まりはありません。

帰化とは、外国籍の方が法務大臣の許可を受けて日本国籍を取得する制度です。一般的な帰化の条件は、国籍法第5条に定められています。

国籍法第5条の主な条件(普通帰化)

・引き続き5年以上日本に住所があること
・18歳以上で、本国の法律でも行為能力があること
・素行が善良であること
・本人や同居の家族の資産・収入で生計を立てられること
・帰化によって元の国籍を失うこと(重国籍にならないこと)
・日本の憲法を守ること

日本人の配偶者や日本人の子などは、国籍法第6条から第8条により、一部の条件が緩和される場合があります。

条件を満たしていても、必ず許可されるわけではありません

法務局は、国籍法の条件を「帰化のための最低限の条件」と案内しています。条件を満たしていることに加え、提出書類の内容や審査を経て許可・不許可が決まります。

なお、法務局への帰化許可申請そのものに申請手数料はかかりません。

自分で進めるときに大変なのは「自分に必要な書類」の整理です

帰化申請の必要書類は人によって異なります。手間がかかるのは、書類を書くことよりも「自分の場合に何が必要か」を整理する段階です。

たとえば、次のような事情によって準備する書類が変わります。

・国籍(本国で取得する身分関係書類の種類が変わる)
・日本での居住歴、引っ越しの回数
・結婚・離婚・再婚の有無
・父母や兄弟姉妹などの家族関係
・会社員か、自営業・会社経営か
・本人と配偶者の収入、納税の状況
・転職の回数

大阪法務局の国籍相談は予約制です。初回の相談では家族関係や生計関係を詳しく確認したうえで必要書類が案内されるため、1〜2時間程度かかるとされています。

インターネットで「帰化 必要書類」を調べても、それがそのまま自分に当てはまるとは限りません。自分の経歴や家族関係に合わせて、必要なものを一つずつ確定させていく作業になります。

積み重なった書類を前に、帰化申請の準備に悩む女性
書類が増えるほど、自分に必要なものの整理が難しくなります

帰化申請の準備が止まりやすい場面

帰化申請は、準備を始めてから途中で手が止まることが珍しくない手続きです。

・法務局で一覧表をもらったが、どこから集めればよいか整理できない
・本国の書類をどこで、どう取ればよいか分からない
・結婚・離婚・再婚があり、家族関係を証明する書類が分からない
・過去の住所や職歴を正確に思い出せない
・自営業・会社経営で、提出する資料が多い
・申請書の書き方が分からない
・法務局から追加の書類を求められた
・仕事が忙しく、平日に役所や法務局へ行けない

ここで止まっても、最初からやり直しになるとは限りません。これまで集めた書類と法務局の一覧表を確認すれば、残っている作業を整理できます。

法務局でもらった必要書類一覧表があれば、その写真と、いまどこで止まっているかをLINEで送ってください。残っている作業を確認してお返事します。

とりあえずLINEで相談する

行政書士への依頼方法は「全部」「一部」「途中から」の3通り

帰化申請を行政書士に頼む方法は、全部を依頼するか、自分で進めるかの二択ではありません。必要な部分だけ、または途中から依頼することもできます。

最初からまとめて依頼する

状況の確認から必要書類の整理、日本国内の書類収集、申請書類の作成、提出前の確認までをまとめてサポートします。

まとめての依頼を選ぶ方が多いケース

・家族関係が複雑で、本国書類が多数必要
・日本での居住歴が長く、転居や転職が多い
・自営業・会社経営をしている
・平日に書類集めの時間を取れない

必要な部分だけ依頼する

「ここだけ手伝ってほしい」というご依頼にも対応しています。

一部だけのご依頼の例

・自分に必要な書類を一緒に整理してほしい
・日本側の書類収集だけ依頼したい
・本国書類の内容を確認してほしい
・帰化申請書類の作成を手伝ってほしい
・自分で作った書類を提出前に確認してほしい

途中から依頼する

法務局への相談後、書類を集めている途中、追加書類を求められた後など、どの段階からでもご依頼いただけます。すでに集めた書類は、そのまま使えるものを確認したうえで進めます。

どの方法にするかは、作業の範囲と費用を確認したうえで、ご自身で選んでいただけます。

行政書士に依頼しても申請者本人が対応すること

帰化申請は、行政書士に依頼すれば本人が一度も法務局へ行かずに済む手続きではありません。

本人の来庁が必要な場面

大阪法務局では、帰化申請の書類を受け付けてもらう際に申請者本人の来庁が必要と案内しています。また、申請後に法務局で面接が行われることがあり、これも本人が対応します。

一方、国籍相談は申請者本人以外でも可能とされています。ただし、家族関係や生計関係を知っている方が相談に行くよう求められています。

行政書士が担当するのは、必要書類の整理・収集と申請書類の作成、提出前の確認です。本人が対応する場面に向けて、何を持って行き、何を聞かれるかを事前にお伝えします。

在留カードや申請書類を並べ、スマートフォンを見ながら考え込む男性
在留カードや本国書類をそろえても、途中で手が止まることがあります

帰化申請サポートの料金(フジ行政書士事務所)

当事務所の帰化申請サポートは、会社員の方で税込150,000円から、自営業者・法人役員の方で税込180,000円からです。

内容報酬(税込)
会社員の方(給与所得者)・その他の方150,000円〜
自営業者・法人役員の方180,000円〜
同居のご家族1人追加ごとに50,000円〜
一部だけのご依頼
(書類の確認・日本側の書類収集など)
お見積り

・本国書類の日本語翻訳は含まれていません。ご希望の場合は提携先をご紹介します。
・証明書の発行手数料などの実費は別途かかります。
・一部だけのご依頼は、作業内容を伺ったうえで金額を提示します。
・追加の費用が出る場合は、契約前にお伝えします。
・法務局への帰化許可申請に手数料はかかりません。

ほかの手続きの料金はフジ行政書士事務所の報酬額一覧に掲載しています。

箕面・大阪で帰化申請を相談する場合の流れ

フジ行政書士事務所は大阪府箕面市の事務所です。箕面・豊中・池田など北摂を中心に、大阪府内の方の帰化申請のご相談をお受けしています。

大阪府内の国籍相談は、お住まいの地域を管轄する大阪法務局の本局・支局で行います。どの法務局で申請するかは住所によって決まり、相談はいずれも予約制です。

当事務所へのご相談はLINEで受け付けています。

① LINEで、いまの段階と困っている点を送る
▼
② 進み具合と残っている作業を確認し、費用をお伝えする
▼
③ 依頼する範囲を決めていただいてから着手する

内容と費用を確認した時点で、依頼するかどうかを決めていただけます。

帰化申請の依頼についてよくある質問

Q. 帰化申請は行政書士に依頼しないとできませんか?

いいえ。帰化申請は申請者本人で行えます。行政書士への依頼は必須ではなく、書類の整理や作成の負担を減らしたい場合に利用する方法の一つです。

Q. 途中まで自分で進めていても依頼できますか?

はい、依頼できます。これまで集めた書類と法務局の必要書類一覧表を確認し、残っている作業から進めます。最初からやり直す必要があるとは限りません。

Q. 一部だけ依頼した場合の料金はいくらですか?

作業内容に応じて、着手前にお見積りします。書類の確認だけ、日本側の書類収集だけなど、依頼する範囲によって金額が変わります。

Q. 行政書士に依頼すれば法務局へ行かなくてよいですか?

いいえ。大阪法務局では、書類の受付時に申請者本人の来庁が必要です。申請後の面接も本人が対応します。国籍相談は本人以外でも可能とされています。

Q. 法務局に相談したあとでも依頼できますか?

はい、できます。法務局で受け取った必要書類一覧表があれば、それをもとに進み具合を確認し、依頼する範囲を決められます。

Q. 帰化申請にかかる費用は全部でいくらですか?

法務局への申請手数料はかかりません。行政書士に依頼する場合は報酬(当事務所は税込150,000円〜)と、証明書の発行手数料や本国書類の翻訳費用などの実費がかかります。

まとめ:帰化申請はどの段階からでも依頼できます

・帰化申請は本人で行えますが、必要書類は人によって異なり、その整理に時間がかかります。
・行政書士には、全部・一部・途中からのいずれの形でも依頼できます。
・依頼しても、書類の受付や面接など本人が対応する場面があります。
・当事務所の帰化申請サポートは税込150,000円〜。一部だけのご依頼はお見積りします。

いまの段階(法務局へ行く前/一覧表をもらった/書類を集めている/途中で止まっている/ほぼ準備できた)と、困っている点を一言送ってください。

依頼するかどうかは、作業の範囲と費用を確認してから決めていただけます。

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